2025年にJKCへ新規登録された犬のうち、前年より登録頭数が増えた犬種はどれだったのでしょうか。
JKC(ジャパンケネルクラブ)が公表した2024年と2025年の犬種別犬籍登録頭数を比較し、増加頭数が大きかった犬種TOP10を独自集計しました。2025年は全体の登録数が前年より減るなか、ビション・フリーゼやボーダー・コリーなど、大きく数字を伸ばした犬種もあります。
2025年に登録数が増えた犬種TOP10
| 順位 | 犬種 | 2024年 | 2025年 | 増加 | 増加率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ダックスフンド | 29,262 | 30,615 | +1,353 | +4.6% |
| 2位 | ビション・フリーゼ | 6,783 | 8,037 | +1,254 | +18.5% |
| 3位 | ポメラニアン | 21,783 | 22,853 | +1,070 | +4.9% |
| 4位 | ボーダー・コリー | 3,841 | 4,640 | +799 | +20.8% |
| 5位 | ペキニーズ | 3,664 | 4,284 | +620 | +16.9% |
| 6位 | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク | 4,292 | 4,665 | +373 | +8.7% |
| 7位 | サモエド | 450 | 817 | +367 | +81.6% |
| 8位 | キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル | 3,123 | 3,471 | +348 | +11.1% |
| 9位 | イタリアン・グレーハウンド | 2,897 | 3,234 | +337 | +11.6% |
| 10位 | ゴールデン・レトリーバー | 7,275 | 7,472 | +197 | +2.7% |
登録総数は減少、それでも伸びた犬種がある
JKCの犬種別犬籍登録頭数は、2024年の306,642頭から2025年は302,530頭となり、全体では4,112頭減少しました。減少率は約1.3%です。
全体が減少するなかで登録数を伸ばした犬種は、相対的に存在感が高まったと考えられます。ただし、1年間の増減だけで長期的な人気を断定することはできません。数年分の推移とあわせて見ることが重要です。
増加頭数1位はダックスフンド
ダックスフンドは2024年の29,262頭から、2025年は30,615頭へ増加しました。増加頭数は1,353頭で、今回比較した犬種の中で最大です。
2025年の内訳はカニーンヘン7,373頭、ミニチュア23,097頭、スタンダード145頭です。ミニチュアが全体の約75.4%を占めています。
ビション・フリーゼは18.5%増
ビション・フリーゼは6,783頭から8,037頭へ増え、増加頭数は1,254頭でした。前年からの増加率は約18.5%で、2025年の登録数ランキングでも11位から9位へ上昇しています。
ポメラニアンは2万頭を超えてさらに増加
ポメラニアンは21,783頭から22,853頭へ増加しました。もともとの登録数が多いなかで、さらに1,070頭増えている点が特徴です。2025年の総合順位は前年と同じ4位でした。
増加率ではサモエドが81.6%増
増加頭数では7位ですが、増加率が最も大きかったのはサモエドです。2024年の450頭から2025年は817頭となり、367頭、約81.6%増加しました。
ただし、登録数が比較的少ない犬種は、数百頭の変化でも増加率が大きくなります。増加率だけでなく、実際に何頭増えたかもあわせて確認する必要があります。
ボーダー・コリーも20%以上増加
ボーダー・コリーは3,841頭から4,640頭へ増加し、増加率は約20.8%でした。登録数ランキングは2024年の15位から2025年は14位へ上昇しています。
登録数の増加=飼いやすさではない
登録数が伸びている犬種が、すべての家庭に向いているとは限りません。必要な運動量、成犬時の大きさ、被毛の手入れ、しつけの特性、暑さや寒さへの適応などは犬種ごとに異なります。
ランキングは犬種を知る入口として活用し、実際に迎える場合は犬種の特徴や生活環境との相性を十分に確認してください。
犬種ごとの長期推移を確認する
ippo toの登録数検索では、1999年から2025年までの登録頭数・順位・全体比を犬種別に確認できます。今回の前年差だけでなく、長期的な増減も比較できます。
よくある質問
2025年に最も登録頭数が増えた犬種は?
増加頭数ではダックスフンドです。2024年より1,353頭増えました。
増加率が最も高かった犬種は?
今回の増加頭数TOP10ではサモエドです。450頭から817頭となり、約81.6%増加しました。
登録数は日本で飼われている犬の総数ですか?
いいえ。各年の1月から12月までにJKCへ新規登録され、血統証明書が発行された頭数です。
まとめ
2025年は登録総数が前年より約1.3%減少しましたが、ダックスフンド、ビション・フリーゼ、ポメラニアンなどは登録数を伸ばしました。増加率ではサモエドやボーダー・コリーの伸びが目立ちます。
出典:JKC 2025年犬種別犬籍登録頭数、JKC 2024年犬種別犬籍登録頭数(増加頭数・増加率は当サイトで計算、2026年8月31日確認)